毎日かあさん：アニメビジネスの見本市に登場　ＢＡＳＡＲＡかぶとも　秋葉原でＪＡＭ開幕

「ジャパン・アニメコラボ・マーケット２００９」のオープニングセレモニーに登場したキャラクター「毎日かあさん」
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　一般公募によるアニメコンテンツの商品化企画を紹介する見本市「ジャパン・アニメコラボ・マーケット（ＪＡＭ）２００９」（日本動画協会、経済産業省など主催）が１５日、東京・秋葉原のＵＤＸビルで開幕した。１８日まで。オープニングセレモニーでは、アニメ「毎日かあさん」の「かあさん」と「ケロロ軍曹」がテープカットに登場した。

　ＪＡＭは、アニメビジネスの創造や市場の拡大を目指し、０７年から開かれている。「らき☆すた」などアニメによる地域活性化が注目される中、会場では、アニメ作品と伝統工芸を融合させた「火の鳥」の九谷焼や「ケロロ軍曹」のたこなど公募企画３２点が登場。

　成功事例として、アニメ「戦国ＢＡＳＡＲＡ」と鹿児島県の甲冑（かっちゅう）職人とのコラボで制作されたかぶとや刀のつば、同作品と連動した観光振興に取り組む宮城県の地域産品や地ビールなどの取り組みを紹介。また、グッズが大ヒットしている「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」から、今年６月の予約受け付けで注文が殺到した「エヴァケータイ」など約１００点を展示している。

　日本動画協会や経産省が運営しているアニメの２次創作を投稿するサイト「ＯＰＥＮ　ＰＯＳＴ」のコーナーも設置され、手塚治虫さんの「鉄腕アトム」や赤塚不二夫さんの「天才バカボン」など、許諾を受けた作品をモチーフにした動画やイラストなどの投稿作品や、同サイト内でデザインを公募したＴシャツ５０点が紹介された。

　ステージでは、秋葉原のメイドがアニメキャラクターのコスプレをしながら「よさこい」を踊る「アニメよさこい」（１８日午後４時）や版権元が許諾したアニメキャラにふんする「コスプレファッションショー」（１７日午後３時）などのイベントを開催。カードゲームを展開する「ブシロード」の木谷高明社長らがアニメコンテンツの２次利用を語るシンポジウムも開かれ、シアターではフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」の作品上映やクリエーターのトークショーを行う「ノイタミナ大解剖」（１７日午後３時半～６時）も開かれる。

　１５、１６日は関係者向けのビジネスデーで、１７、１８日は一般公開。入場無料。【河村成浩】

秋葉原発「アニメよさこい」披露へ－イベント「JAM2009」開催に合わせ

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　秋葉原UDXシアター（秋葉原UDX4階）で10月18日、「秋葉原発『アニメよさこい』」が開催される。

　同企画は、「アニメの二次利用」を促進し、新しいビジネスモデルの創造・市場の拡大を狙う取り組みとして2007年にスタートし、今年で3回目を迎える見本市イベント「ジャパン・アニメコラボ・マーケット2009（JAM2009）」（15日～18日）の一環として行われるもの。

　当日は、「2009年うえの夏まつりパレード」で「ゲゲゲの鬼太郎よさこい」「ヤッターマンよさこい」を演じた秋葉原のメードらが登場。視聴するだけでなくファンが参加して楽しむことができる「コスプレ」と「よさこい」を組み合わせた「アニメよさこい」をアニメの新しい楽しみ方として提案。作品の世界観や、キャラクター、コスチューム、楽曲などを反映させた「アニメよさこい」を披露する。

「ジャパン・アニメコラボ・マーケット2009（JAM2009）」開幕！　

秋葉原UDXで10月18日まで 「ジャパン・アニメコラボ・マーケット2009（JAM2009）」が15日（木）、秋葉原UDXのAKIBA_SQUARE（アキバ・スクエア）で開幕となった。開催は18日（日）まで。

「ジャパン・アニメコラボ・マーケット」は、既存作品の二次利用商品や新ビジネスの創造をテーマとした催し。開催は今年で3回目であり、ビジネスデー2日間（15・16日）とパブリックデー2日間（17・18日）の計4日間行われる。

見どころは、二次利用の成功例として設けられた「ヱヴァンゲリヲン」コーナーや作品とコラボした地域活性化の取り組み紹介。ヱヴァコーナーでは話題になったエヴァ携帯をはじめ、食品・衣料品といったアイテムや企画書が展示されている。一方、「らき☆すた」「サマーウォーズ」などで注目の地域活性化企画では、「ケロロ軍曹」の凧やアニメキャラをあしらった伝統工芸品が多数出展されており、特別展として「戦国BASARA」のコラボ商品もまとめられている。

このほか、ステージイベント、シンポジウム、シアター上映などもあり、一般公開日には声優らが登場するイベントも予定されている。開催は、10：00～17：00、入場料無料。