【中国】製鉄工場跡に中国版ディズニーランド?アニメ・漫画産業パーク建設へ―北京市:topologyplan92

2009年10月14日、昨年の北京五輪に合わせて移転した首都鋼鉄集団(首鋼)の広大な工場跡地に アニメ・漫画の産業パークが建設されることが決まった。 
ディズニーランドのようなテーマパークも作られるという。中国新聞社が伝えた。 

北京市政府の侯玉蘭(ホウ・ユーラン)副秘書長によれば、新たに建設されるのは アニメ・漫画の制作、生産、取引を一体化した産業パーク。総面積は120万平方メートルで、既存の建物もそのまま再利用。テーマパークのほか、ホテルやオフィスなど6つの サービスエリアに分けられる。市が毎年1億元(約13億円)を拠出し、土地開発からインフラ整備、財政や税収などの面で優遇する。 

また、中国文化部の欧陽堅(オウヤン・ジエン)副部長によれば、国家級の産業パーク と位置づけられており、進出企業は財政部や税務総局が定めた優遇政策が受けられる。 
さらに、国内外から著名なアニメ・動画の専門家を招聘し、人材育成にも力を入れる。 
同副部長は「アニメ・漫画の市場潜在力は非常に大きい。今回の決定は中国の文化産業発展にとって、重要な突破口になる」と期待を寄せている。