TV局も赤字を迎えるこの時代
日本テレビは半期ベースで三十七年ぶりの赤字、テレビ東京は中間連結決算を始め
て以来初の赤字だということだが、テレ東については来年三月の期末決算予想でも約
一億五千万円の赤字だという。他の在京キー局も大幅に利益を減らし、関西の準キー
各局(毎日放送、朝日放送、関西テレビ、読売テレビ)もすべて中間決算で赤字転落
となった。
各テレビ局もWEBでのサービスを模索しているようだ。
特に、クリエーターや、TV企画などについての囲い込み的なサービスが目に付く。
でも裏を返せば、ユーザー(制作者)を登録(囲い込み)することで、そのサービス内で発掘した画像、動画、クリエーター、キャラクターを権利化し、そこでの商売を考えているように感じてならない。
つまりは、TV局的には
「メジャーデビューのサポートしますよ、でも、安くTV番組のpopやタイトルやキャラクター作ってね、それでもし売れたら、その場合の権利はウチがいただきますけど」ということではないのだろうか?
これまでは、すでに出来上がった売れるものをTVを使って紹介することでより多くの購買や、収益につなげていた仕組みが、TVという広場を使い、局自体が商品開発(&営業)して行こうという方向性に変わってきたのではないかと。
そうは言っても、裏には代理店の影が見え隠れする。
TV局をうまいことたきつけて、WEBサービスを作り、そこへの広告出向やら、企画料やらで設けているのかな?なんてことも考えてしまうのは、考えすぎだろか。
というわけで、以下に、各TV局が展開するWEBサービスいくつかを紹介~
テレビ朝日の展開するクリエーター発掘サイト
「BROSTA」 クリエーターの投稿作品を番組で使ったり、メジャーデビューさせようという企画もの。
TBSの展開する web向け企画番組制作(&ec)
「goomo」 企画&スポンサーも持ち込みで制作されるweb限定の番組
日本テレビ「T部長」こと土屋さんがやっている
「第二日テレ」 地上波のアーカイブや、独自企画を展開
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