先日、告知&記事にした LaParlerさんから発売になった「ラ・フレル」スキンケアのパッケージデザインについて、ちょこっと書いてみようかと思います。
前回のとおり、コンセプトを laParlerの実績であるエステティシャンの 「触れる」手 に注力し、
シンプルで呼びやすい「LaFURERU」(ラ・フレル)という商品名に決定し、いよいよパッケージデザインに着手。
肌に触れるもので、かつニキビケアという肌の回復を即すもの。
初期段階では、
やわらかな「手」のイメージから、「ピンク」を
そして、静ひつで、安心感のある「青」
この2色でのイメージを考えたが、これが難しかった。
色合いを失敗すると、かなりつぶしあってしまう色で、しかも、いやらしくなる。
いくつか試行錯誤し、青のグラデーションとをベースに、ピンクのアクセント。
グラデーションは回復する肌のイメージで、そこに手を意味合いのピンクのアクセントを、と考えた。
が、
今回使うことになった容器が、ガラス、ビニール、蓋はプラスチックと素材が違い、同じ色合いを出すのが困難だという現実にぶち当たる。
しかも、蓋部分は2重構造の半透明プラスチックで、内側に「青」をいれ、表に乳白色を配し、うっすら見える「ブルー」がきれいだろうと思いきや、思いのほか色が透けず・・・・断念。
そして最終的には、今後の展開では「医薬部外品」の申請も視野に入れるということから、
本品のベースは「白」ということに落ち着いた。
ベースを白、文字をブルーで配置、
購買層は、10代~20代前半ということから、あまりゴテゴテしたデザインも引くだろうということで、
すっきりしたデザインで決定した。(別案では、大きいロゴで大胆なものもあったが没)
外箱に関しては、陳列したときに「白」だとインパクトが無いこと、そして他の商品も白の箱が多いことを考えて、側面(左右2面)をブルーにし、前面背面は白ベースとした。
陳列する場合に、正面と側面を交互に並べることで、白と青のストライプが出来、
しかもベースカラーの色なので違和感無くインパクトは与えられると考えた(が、実際に陳列されているのをまだ見ていない・・・)。
こんなやり取りを繰り返し、LaFURERU の商品は販売に至ったわけだけど、まだ、出荷数のデータがないので、売れ行きはつかめていない。
聞きたい様な、聞きたくないような・・・。
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