ラ・フレルスキンケアシリーズ(パッケージデザイン偏):topologylantopologyplan102

先日、告知&記事にした LaParlerさんから発売になった「ラ・フレル」スキンケアのパッケージデザインについて、ちょこっと書いてみようかと思います。

 

前回のとおり、コンセプトを laParlerの実績であるエステティシャンの 「触れる」手 に注力し、

シンプルで呼びやすい「LaFURERU」(ラ・フレル)という商品名に決定し、いよいよパッケージデザインに着手。

 

 

肌に触れるもので、かつニキビケアという肌の回復を即すもの。

 

 

初期段階では、

やわらかな「手」のイメージから、「ピンク」を

そして、静ひつで、安心感のある「」 

 

この2色でのイメージを考えたが、これが難しかった。

色合いを失敗すると、かなりつぶしあってしまう色で、しかも、いやらしくなる。

 

いくつか試行錯誤し、青のグラデーションとをベースに、ピンクのアクセント。

グラデーションは回復する肌のイメージで、そこに手を意味合いのピンクのアクセントを、と考えた。

 

が、

今回使うことになった容器が、ガラス、ビニール、蓋はプラスチックと素材が違い、同じ色合いを出すのが困難だという現実にぶち当たる。

 

しかも、蓋部分は2重構造の半透明プラスチックで、内側に「青」をいれ、表に乳白色を配し、うっすら見える「ブルー」がきれいだろうと思いきや、思いのほか色が透けず・・・・断念。

 

 

そして最終的には、今後の展開では「医薬部外品」の申請も視野に入れるということから、

本品のベースは「白」ということに落ち着いた。

 

ベースを白、文字をブルーで配置、

購買層は、10代~20代前半ということから、あまりゴテゴテしたデザインも引くだろうということで、

すっきりしたデザインで決定した。(別案では、大きいロゴで大胆なものもあったが没)

 

外箱に関しては、陳列したときに「白」だとインパクトが無いこと、そして他の商品も白の箱が多いことを考えて、側面(左右2面)をブルーにし、前面背面は白ベースとした。

 

陳列する場合に、正面と側面を交互に並べることで、白と青のストライプが出来、

しかもベースカラーの色なので違和感無くインパクトは与えられると考えた(が、実際に陳列されているのをまだ見ていない・・・)。

 

こんなやり取りを繰り返し、LaFURERU の商品は販売に至ったわけだけど、まだ、出荷数のデータがないので、売れ行きはつかめていない。

 

 

聞きたい様な、聞きたくないような・・・。