一澤帆布が心配なことになっている:topologyplan123

一澤帆布

相続問題で、帆布製入れ物の老舗「一澤帆布店」が揺れている。

 

兄弟の争いらしいけど、そもそもお客のことをないがしろにしていると、共倒れになる、と言うことを早く気づいて欲しい。ファンが多いブランドだけに、こういう争いはマイナスにしか働かないと思う。

一澤帆布
一澤帆布

一澤帆布の従業員、未払い賃金

 兄弟間で相続争いがあった布製かばんの老舗(しにせ)「一澤帆布(はんぷ)工業」(京都市東山区)の従業員ら7人が1日、同社に対し未払い賃金の支払いや地位確認を求め、京都地裁に提訴した。同社は現在、三男夫妻が経営しているが、7月から営業を停止し、従業員ら約30人を自宅待機させていた。

 訴状によると、従業員らは基本給が4割カットされるなどの労働基準法違反行為があり、うち契約社員1人は従来の半年ずつの契約が更新されず10月末で雇い止めされた、などとしている。

 同社は、01年の先代会長の死後、株の大半を三男の一澤信三郎氏夫妻に譲るとした遺言書と、長男信太郎氏に譲るとした遺言書があることが発覚。兄弟が裁判で争ったが、今年6月に、長男に譲るとした遺言書を「無効」とする判決が最高裁で確定した。

 信三郎氏は「経営から3年半離れていた間に一澤帆布の物づくりは変わってしまい、再開のめどが立たない。誠実に対応してきたつもりなので残念だ」と話している。

 信三郎氏は、同社とは別に「一澤信三郎帆布」も経営している。