可動式 少女型素体フィギュア『S.F.B.T-1』 :topologyplan126

可動素体
可動素体

はっきり言って、これはすごいです。

 

ココまで良く出来た素体見たこと無いかも。

自分でも可動人形を作ろうと試みては挫折、設計図を作っては挫折を繰り返していて、、、、。

 

実際に手にとって見たわけではないけれど、可動する部位や、つくりとしてはすばらしい。

 

惜しむらくは、、、手の動きが足りていないように思う。

手には間接が集中しているので、作るのも難しいとは思うのだけど、指先から手の平に向かって「くるむ」用に動く動きは、この素体では難しいだろう。

 

とはいえ、欲しい。

少女型素体フィギュア『S.F.B.T-1

 

以下本文と、写真。

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さまざまなポーズをとれる可動フィギュアはマニアの間で人気だが、関節の曲がりに限界があって、思うようなポーズにならないことも多い。少女型素体フィギュア『S.F.B.T-1』は、この点を改善し、80カ所もの可動部分で人体の自然な動きを忠実に再現した。そして実になまめかしい、あやしい魅力を持っている。

「S.F.B.T-1(サフビット1)」は「Special Fullaction Body Type-1」の略で、6分の1スケールのデッサン用“可動素体”人形だ。人体の動きの流れを美しく表現することを追求し、従来のデッサン用素体(ポーズ人形)やアクションフィギュア、球体関節人形(カスタマイズドール)のいずれとも異なる。

全身206ものパーツをハンドメイドで組み上げた精巧な作りで、屈伸や胴体のひねり動作も表現できる。手の指は1本ずつ、足の指も親指と他の指を別々に動すことができる。さらに、ひじを曲げると、腕の内側(上腕二頭筋にあたる部分)がスライドして“力こぶ”が盛り上がるといったギミックも備えている。

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製作したのはガレージキットディーラー『Mフィールド』代表の前田強氏。従来の人体デッサン用素材に満足できず、自身で製作しようと思い立ったのが開発のきっかけという。構想から完成まで10年間を費やし、ラフ図面を描いては立体化し、手直しするという、トライ&エラーの連続だったという。発売後の評価も高く、購入時のコメントからプロやプロ志向の人が買ったことがうかがわれるという。

S.F.B.T-1には、「美しい正座ができない」という弱点がある。強度の問題で、すね部分を厚めに造型しているため、お尻とかかとが接地しないのだ。だが、前田氏は、改良のアイデアも温めており、将来の改良版では完璧になりそうだ。

S.F.B.T-1の価格は1体1万8000円。現在、在庫切れで、再生産の準備中。

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