PS3もようやく収益出るのか?:topologyplan140

PS3 こと プレイステーション3

ハードが売れるごとに「赤字」になるモンスターマシンPS3

ようやく、売値と内部部品の原価がトントンになってきた模様。

 

今年、小さくなったPS3が販売され、そして弟分とも言うべき「PSP go」も販売。

 

いよいよ、ソニーの追い上げが始まりそうな予感。

 

でもなぁ・・・・ブルーレイを見るならPS3という声は聞くものの、ゲーム機としては、、、、

個人的には 「ipone」 が手軽で安くて多機能で、という意味で DSもPSPをも凌駕しているように感じてしまう今日この頃だ。

 

とはいえ、マシン性能としては各段に上位機種のPS3、エンターテイメントの世界でさらに飛躍するには、ソフトの充実とサービスの展開案が必要だと思う。

 

私が企画できるなら、あんなことやこんな事思いつくのだけど・・・。

ユーザー心理を汲み取るような環境に無いだろうしなぁ。

 

クリスマスプレゼントでどれだけ売れるのか、年末はチェックしなくては。

 

 ソニーの「PlayStation 3」(PS3)は、3年前に発売された時から常に、対抗馬であるMicrosoftの「Xbox 360」や任天堂の「Wii」よりも高価な存在だった。その大きな理由は、PS3を構成する部品が高価なものだったからだ。

 技術調査会社iSuppliによると、たとえば、PS3発売時には、ソニーがこのゲーム機を作るのに約805ドルかかっていたのに対し、当時もっとも高いPS3の販売価格は599ドルだったという。

 しかし、iSuppliが米国時間12月11日に発表したリポートによれば、ソニーはようやくPS3製造コストを販売価格とほぼ同じ水準に近づけることができたのかもしれない。iSuppliは、同社が行った分解分析で、新たに導入された120Gバイトモデルの薄型PS3のコストは336ドルであると推定している。米国ではこのモデルは299ドルで販売されている。

 これは、ソニーは依然として1台あたり37ドル(それに加え、マーケティング、権利使用料、他の同梱物のコスト、その他の経費)の損失であるものの、過去初めて、ゲーム機の価格とコストがほぼ同じ水準まで近づいたことを意味している。

 ソニーの広報担当は11日、同社は自社のハードウェアのコスト構造や、コストの内訳についてコメントしない方針であると述べている。

 iSuppliによれば、同社が2008年にPS3部品コストを分析した際には、当時399ドルだったPS3は1台あたり少なくとも50ドルの損失を出していた。従って、値下げされたにも関わらず、ソニーの1台あたりの損失が小さくなっているというのは注目に値する。さらに同社は、部品コストが急速に値下がりしていることから、ソニーはまもなくPS3から収益を上げ始めることができるだろうと述べている。

 ソニーMicrosoft任天堂などの企業が、ゲーム機製造コストを内部補填することに積極的であることは確かだ。これは、これらの企業がゲームソフトの売上(と権利使用料)から収益を上げているためだ。消費者の家庭にゲーム機を送り込んだ分だけ損失が膨らんだとしても、そのことによってゲームソフトからより多くの収益を上げることができる。

 しかし、ソニーPS3の発売初期には、PS3の1台あたりの損失が大きいことをメディアに指摘され、また言うまでもないことだが、価格が高いためにPS3を魅力のない商品になっているとして非難されていた。

 現在では、8月に薄型PS3が発売され、値下げされたことで、同ゲーム機の価格はようやくライバルの価格に近いものになってきた。9月には、PS3は発売後初めて、米国内の販売台数で他のゲーム機を上回った。しかし11月には、値下げされたPS3に対する大きな需要の効果も薄れてきたと見えて、PS3は再びWiiとXbox 360に続く3位となった。

 それでも、11月のPS3とXbox 360の販売台数の差は小さく、PS3値下げされたことで、同ゲーム機に対する熱狂が再燃していることは確かのようだ。

 そして、ソニーPS3の販売で利益を生むことができるようになれば、同社の役員室で笑顔が出ることは間違いないだろう。次に何が起こるのか、注目して待とう。

http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20405332,00.htm?tag=nl